「イメージをアセテートで表現します。」

 

プラスジャックは、福井県鯖江市で1988年に創立
綿花を主体とした植物性樹脂セルロースアセテートを使用しています。
刃物を使い切削で成形し曲げ、貼り付け、磨き、埋め込み、打ち込みなど
アセテート材に関する工程を社内で一貫して行っています。

2010年からアセテートの可能性を模索し完成品を作る取り組みとして、
サングラスをはじめ小物雑貨を工場の技術を生かした
オリジナル製品の企画、開発、製造、販売にも
挑戦しています。

 

 

 

プラスジャックの歩み

わたしたちは福井県鯖江市にある、ちいさなめがね工房です。

鯖江市は福井県嶺北地方の中央部に位置し、和紙や焼き物の産地にも近く、緑豊かで水のきれいな、のどかな街です。
また、漆器や繊維業が盛んな地域としても知られています。

眼鏡産業は、1905年ひとりの女の子を助けた事から始まり、今では世界三大産地の1つにまで成長しています。

その鯖江でセルフレーム製造を祖父が始めました。

1988年現会長が、ライセンスブランドメガネの製造が急激に増え分業が進む中、セルフレームにもメタルフレームにも使える腕(テンプル)製造のみのパーツメーカーを設立(現プラスジャック)

セルフレーム・メタルフレームは流行りがあり仕事量に波があることから祖父からのフレーム製造会社をたたむ。

2008年鯖江のライセンス契約期限が切れ、大量注文があったメガネが鯖江から激減、経営が悪化の中現社長が建築業を辞め、家業につくことに

大量生産体制から小ロット生産体制で一貫したものづくりの会社へ転換

OEM比率を下げる目的もあり、メーカが責任を負える完成品の製作を始める

当初、メガネを作り卸を試みたが、メガネはレンズを入れて初めて完成品になることから、弱い立場からの脱却が出来なかった。

完成品を作りたい想いから、サングラスやルーペ・アクセサリーなど雑貨をOEM・ODMを中心にはじめ、自社ブランドを立ち上げる

今では、レンズの処方・加工も自社内で行いメガネも完成品として販売している。

プラスジャックは、鯖江の中でもメガネフレームや雑貨など一貫して作れる数少ない工場です。

 

 

 

 

 

 

植物性樹脂セルロースアセテート

私たちが扱う素材セルロースアセテートは、
綿花を主体とした植物系繊維から作られています。
主にセルフレームメガネに使われている材料になります。

170度で自然発火してしまうセルロイドの代替品として生まれました。

アセテートはシート(板)材で発色が良く色のバリエーションが
3万色以上と豊富で色選びが楽しくなります。
その色も飴細工のように作られるカラフルな模様が特徴です。

アセテートは熱を加えると柔らかくなり加工がしやすくなるため、
メガネやアクセサリーをつくるのに適した素材です。
高額な金型を作らず、切削で加工し成形していくのが特徴で、
最小ロット1個から作れます

 

 

 

 

 

プラスジャックの製造技術

私たちのものづくりは、アセテート切削加工で
成形し磨き商品を自社内で作り上げます。

金属部品、メッキ、レザー加工、シルク印刷、パッケージなど
内製化していない部分は福井鯖江の企業と連携し商品をつくる
ネッコワークが出来ています。

セルフレームの製造工程は160工程以上あり、
それぞれの工程を組み合わせることにより
多様な商品をつくることができます。

高額な金型を使わないので、
オーダーメガネのように最小ロット1個から作成でき、
形状変更も容易にできます。

 

メガネ磨き工程

               

 

 

プラスジャックが目指すもの

私たちは「助ける」をテーマに活動しています。
それは鯖江の眼鏡産業が始まった歴史の中にあり、その想いを次の世代につなぐためです。

培った眼鏡製造のノウハウを活かし、お客様が求めるものや、課題解決など
「わくわく」をもって社会に貢献していきます。

 

鯖江の眼鏡のはじまり  ビジョンマップ

プラスジャック大学   SDGsへの取り組み

 

 

 

 

会社概要・アクセス

 プラスジャック株式会社
 〒916-0015 福井県鯖江市御幸町1-301-11
 T.0778-53-1885    F.0778-53-1260
 代表者   津田 功順
 設立    1988年
 資本金   1000万円
 社員     7名 
 事業内容  眼鏡製造 アクセサリー企画製造 販売
 交通手段 お車(駐車場有) 最寄駅 JR北鯖江から徒歩15分

 

Kirariさんで取り上げて頂いたプラスジャック